村祐 純米大吟醸 無濾過本生
土曜日に自宅のシアタールームで宴会したときの残りです。
- 和三盆糖のような甘味が印象深いです
- 奇麗な甘さで、それが和菓子の甘さのように強いのだけど、くどい甘さになる一歩手前で留まっていて、ちょうど良い位置付けにいます
- この後引くような甘さは、しかし、飲み干すとスッキリと消えるのが素晴らしい
- とはいえ、前回に飲んだときを思い出して比べると、若干の酸味が加わったように感じます
- その酸味が甘味と協調して、より普遍的な旨味を押し上げている印象を受けます
- 要は日本酒として美味くなったということです
- しかし、その分だけ甘味の凄まじさが薄れたということで、インパクトは弱くなっています
- この酒の方が日本酒としての美味さは上だけど、前回のは、日本酒としての範疇を無視した美味さがありました
- 私は前回の方が好きだけど、世間一般にはこの酒の方が喜ばれるのだろうなと思います