王祿 超辛純米 春季限定出荷 無ろ過原酒

r-matuda2007-02-11

そろそろ花粉がやってくる。きちんと味わえるのは、あとどのくらいだろうか。

  • 香りは淡麗っぽい感じだけど、ちょっと強めかな
  • ほんとに辛口だよ。
  • 辛さからくるピリピリ感と、無濾過からくるピリピリ感が、互いに強調し合い、また打ち消し合って、なかなか深い辛さが旨味へと昇華している。
  • その辛さを支えているベースとして、王禄らしい清らかな旨味がある。これ、きっと井戸の水の味なんだろうな。たぶん。
  • 熟成させたら更に旨味が増していきそうな感じですが、いまのままの若々しい感じも、なかなか美味いです。試しに、もう一本買って、一年くらい冷蔵庫で寝かしてみようかな。
  • ある程度、量を飲むと飽きてくるかな。同じ蔵の「渓」みたいに溶き解す(ときほぐす)味わいとは違って、かなり直球勝負な一球入魂の味わいなので、たくさん投げるような物でもないです。
  • これ、2週間くらいかけて飲むつもりだけど、酸化する過程の味の変化もありそうで、けっこう楽しめるかもしれません。