メンテしやすいフレームワーク

開発効率の良いプログラミング言語フレームワークは色々と情報がありますが、メンテナンスしやすいプログラミング言語フレームワークって、どういうのだろうか。
ここで言うメンテナンスとは、納品して開発チームが解散したあとに、第三者が機能変更や追加がしやすいこと。バグや誤操作で不意のデータが出来てしまっても、それをSQLとかで安全に修正ができること。第三者とは情報システム部の人かもしれないし、開発会社とは別の会社の人かもしれません。
開発者以外がソースコードを変更するという前提だと、開発効率が高いけど難易度の高い言語やフレームワークを採用するというのは、どうなのかと思います。期間短縮要求に、そういう言語やフレームワークを採用して開発期間が短縮できたとしても、その後の運用にしわ寄せが行っているのではないかと。
開発者がメンテナンスも行うという契約であったとしても、開発者全員が病気や事故でメンテナンスできない状況になるかもしれません。そういうことを前提にプログラミング言語フレームワークを選ぶとすると、選定基準が違ってくるように思うのです。
運用開始後のプログラム修正に対しては、サクサクできることも嬉しいけど、それ以上に安心してできることが重要だと思うのです。安心というのは、既に稼働中の他の機能に影響を与えずに修正できること。データベースの変更が必要なとき、その変更による影響範囲が簡単に特定できて、変更漏れを見落とさないで修正できること。そういう点では、S2JDBCのタイプセーフクラスは有用に思えるので、暇を作って試してみたいところです。
もちろん、上記は誰でもメンテナンスできることが前提の場合です。専門技術が必要な案件とかで、他の人ではそもそも作ることが出来ないようなプログラムを要求されているのなら、メンテナンスもその人にしか出来ないはずだから、その人が病気や事故になってメンテナンスできなくなったとしても、それは仕方が無いと思います。