超越錯覚
- 作者: 須原一秀
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 1992/01
- メディア: 単行本
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例えば、交通事故に遭った瞬間などに、その当事者たる自分という視点を超えて、時間がゆっくり流れて景色の鮮度を高く感じるという自分になるのが超越。そして、現実に戻り、それまで体の痛さなど感じていなかったのに、急にそれらの感覚が戻ってくる。
そういう事例を集めて、それらを元に意識の超越について論じている。なかなか興味深かったです。