ゾウの時間 ネズミの時間

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

動物の大きさが違うと、俊敏さや寿命に違いがあるが、一生の脈拍数やエネルギー使用量は大きさに関わらず一定なのだそうだ。
また、大陸では小さい動物は小さく、大きな動物はより大きくなっていくのに対して、島国では小さい動物は大きく、大きな動物は小さくなって行くそうだ。
海外には超天才も居れば問題外の人も同じ場所に混在して居る。それに対して日本では、並が多いのは、島国の法則によるそうで、なるほどと思ってしまった。(^^;
というのが2章の内容で、この章の掴みは素晴らしくて面白い。それ以降の章では、より細かく数式などで説明してあるので、説得力はあるが、ちょっと読むのに疲れました。