音楽の癒しのちから

音楽の癒しのちから

音楽の癒しのちから

海外では音楽療法士という資格があり医療活動を行っているが、日本にはそのような物は無く医療点数も付かない。音楽療法が痴呆症や鬱病に効果があることを実践している著者らは、音楽療法の団体を作ったり国家に対して認めるように働きかけを行っているそうです。というのが本書の最初から3割くらいの内容です。
残りの7割は、医師を目指していた著者が音楽療法へと至った過程の自叙伝になっていました。音楽療法の実践での苦労や喜びを読みたかったのですが、それは本書の内容ではなかったので、ちょっと肩すかしって感じでした。