人材不足と慢性的残業の悪循環を断ち切る

優秀なプログラマが1日で済ますことのできる仕事を、そうでないプログラマに任せると最悪の場合には約1ヶ月の期間を要するということである。

昔、技術力差20倍という事に直面してから、人月見積もりが出来なくなった。平均的な技術者と言われても、平均って何よ。中央値の10倍で見積もっても、1/5〜2倍の差が出てしまう。

優秀なプログラマを集めるにはどうすればよいだろうか。最初に思いつくのは優秀なプログラマには、それに応じた報酬を与えることである。

作業時間ではなくて、作業量＆品質に対して報酬が出れば良いかと思っている。このタスクが終わったら幾らで、バグがでたらマイナス幾らとか。あるタスクが終わったら、次のタスクに取りかかれば報酬が多くなるし、次のタスクを取らなかったら報酬はもらえない。というのは、新人とかだと厳しいのかな。

魅力のある職業に必要な条件は、(1) やりがいのある仕事、(2) 十分な報酬、(3) ゆとりのある労働時間だろう。
そもそもプログラミング自体は創造的で楽しい作業であるから、(1)の条件を満たすのはそれほど難しいことではない。

プログラミングさせてもらえない場合は、どうすれば．．．