WEB+DB PRESS Vol.24

Web+DB press (Vol.24)

Web+DB press (Vol.24)

Javaライブラリ徹底活用

いろいろ紹介されているが、その中で新たに興味を持ったものは、次のとおり。
Commons Emailは、JavaMailと比べると楽そうでいいな。記事では時期尚早のように書いてあるけど。
Lucene+Senは、ちょっと試してみたい。以前は、KakashiをJavaからプロセス起動したので、できればPure Javaで行きたかったのです。
OSCasheは、サーブレットフィルタでレスポンスをキャッシュする方法が気になった。どの程度の効果があるのかを検証してみたい。
ICU4Jは、優先度高で確認してみたい。カタカナひらがな変換とか、探して見つからなかったら、作る必要があるなと思っていた。
Commons Codecは、いろいろなエンコードをサポートしている。Base64のためだけにJavaMailを使うのは気が引けていたので、今後はコレを使いたい。

Groovy入門

クロージャの戻り値はreturnで返すことができるそうで、それだと匿名内部クラスと同じなのね。Smalltalkクロージャとは違って、クロージャの呼び元のメソッド・コンテキストからの脱出では無いのか。単に匿名内部クラスを見やすくしただけみたい。以前から気になっていたGroovyのクロージャは、私が求めていた物では無かったようだ。

リッチクライアント大研究

Eclipse RPCは、いま興味があって読みたかった記事であり、内容としても参考になった。本文のイラストがファットな豚ちゃんなのは、なんらかの意図があるのだろうか。(^^;
Flexは、Flash PlayerでVBライクなアプリを作ることが出来るようだ。Javaアプレットが超高速に動作するのなら良いのだけど、初回起動時の遅さは耐えられないので、Flashベースだと現実的で良いかもと思う。ちと、お値段も行けているけど。

PostgreSQL本番環境構築術

導入計画のネットワーク設計は、このあたりに携わる機会は無かった(社内に専門部隊がある)ので、けっこう参考になった。あまり興味はない分野だけど、知っとく必要はあると思っている。

Webサービスいまどき活用術

前半はS2Daoの使い方で、アノテーション命名規則の説明が分かりやすい。また、Axisで公開するためのクラスや設定って、けっこう簡単だったのね。Webサービスについては、あまり知らないもので。
後半はクライアント側で、VBライクにポトリペタペタで画面を作って、ちょろっとC#で記述するという感じで、これも簡単そう。なるほど、こういう物なのか。

Webアプリケーション開発環境

Subversionの記事が気になった。そろそろCVSから移したいのだが、面倒くさくて。Subclipseさえ、まともに動いてくれれば良いのだが、いまはどうなのかな。

コンサルは何を考えているのか

コンサルは責任を取る立場に無いから、決定を下すことが出来ないと書いてあり、それが一番なるほどと感じた。なるほど、権限と責任はペアだから、確かにその通りだ。逆に、責任を取らない決定をしたから、火事になったケースは見たことがある。
本記事は、優秀らしいコンサルが一見無駄なことをするのは、どういう意図があるのかが説明されているので参考になる。私が開発リーダをやっていた頃は、この記事の3割くらいはやっていたと思う。あんまりやりたくないので、優秀なコンサルに入って欲しいものだ。

Javaグッドデザイン・バッドデザイン

前号に引き続き、今号も自作の家具の写真があり、次号にも期待してしまう。こういったプログラミングに関する環境作りの話題は、コンピュータの内外を問わずに興味がある。
今号ではシンプルにならない理由として、複雑思考症候群、独自技術症候群、100%症候群が説明されて、それらの例として筆者の過去の痛い経験が紹介され、どのようにシンプルに改善したのかが記されている。私も思い当たることが多かったです。

徒然PostgreSQL散策

テーブル構造とディスク容量の見積もり。最近のディスクの低価格大容量化で、昔のように正確に見積もる必要が無くなってきたので、今時は大きくて早いのを入れとけば問題なしになっていると思う。
でも、概算見積もりくらいはしておきたいときに、本記事は参考になるだろう。なんか前にも読んだような気がするけど、8.0対応でちょっと変わっているようだ。このあたりを計算してくれる見積もりプログラムが欲しいのだが、見かけないなぁ。