2004-07-24 構造主義生物学とは何か―多元主義による世界解読の試み 本 全体主義、還元主義、構造主義を比較した上で、物事や言語の構造の思想的背景として、ソシュール、チョムスキー、レヴィ=ストロース、ピアジェ、フーコーなどを論じて、構造とは何かを定義する。そして、原因きっかけ、理解、科学などについて考察する。おまけのように、進化、分類にも言及している。 読了しても「構造主義生物学とは何か」が判らなかった。他の主義主張との比較からあぶり出すような書き方なのだが、他の主義主張の知識が無いから分け判らなかった。しかしながら、比較対象とされた主義主張の方には興味があるので、少し調べてみたい。ところで、この本の分類って、思想・哲学だよ。どこが生物学なんだ?