なぜあの商品は急に売れ出したのか―口コミ感染の法則 (via id:habuakihiro:20040208#p4)
- 作者: マルコム・グラッドウェル,高橋啓
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2001/06
- メディア: 単行本
- クリック: 21回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
少数者は情報を伝搬するキーとなる人のことで、数種類のタイプがある。粘りは、情報それ自体を再び注視したくなるような仕組みを粘りと呼んでいる。背景とは、その情報が伝搬しやすい環境のこと。この3つの説明には感心したが、それらが組み合わさって出来た事例というのが、後付けの説明のようで、狙ってそうなったとは感じられなかった。
私的には、この本で直接に述べたいことではない、補足的な記述から深く得る物があった。「関係者が増えるほど責任感が薄れる」という記述だ。人生経験から知ってはいたのだけど、明解に書かれていたので、それを陽に意識しながら考えることが出来るようになった。