マイノリティ・リポート

フィリップ・K・ディック原作とのことでレンタル。未来予知で犯罪を未然に防ぐ捜査官が、自分が犯罪を犯す未来予知を見てしまい、元仲間の捜査官に追われながらも、真相を究明しようとする。情報が二転三転としながら、隠された真実が明らかになっていくストーリーは、ディックらしくて面白かった。
主人公が自動車工場の製造ラインに巻き込まれたまま、自動車が製造され走り出すシーンは、劇場版ウテナを思い出して馬鹿笑いしてしまった。また、微妙に近未来感のあるメカも、なかなか笑える。
スピルバーグ監督は、こういった映画も作ることが出来るのか。ちょっと意外な感じ。